スナップです  岐阜編 2020年   2011〜19年編はこちら
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  【タイムラプス 2020年総集編
コロナ禍の大変な年だった。私の写真活動では秋以降水晶浜に立ち入れなくなったり、春から予定していた幾つかの遠征を取り止めたりといった影響がでた。そういった自粛ムードの中でも赤道儀の使用という新機軸も生まれた。このタイムラプスの中では2分10秒からの昇るオリオン大星雲と終わりのアンドロメダ銀河のカットに赤道儀を使っている。もう一つ新しいことでは弁当を使うようになったことだ。夜に及ぶ撮影ではテイクアウトの弁当をよく食べたが、ロースカツ弁当が続いたため、途中から家内の手作り弁当に変わった。  (2020年12月22日)

  【根尾オリオン大星雲
オリオン大星雲が東の空に上っていくのを望遠でタイムラプスに仕立てようと思っていた。岐阜市内でトライをして出した撮影条件は、135mmF4.8で赤道儀1/2速追尾・SS3秒・ISO16000・インターバルタイム8秒。東方向の山に鉄塔や高圧線が無いので根尾断層観察館の裏手で撮ることにした。と、力んで撮ってはみたが、ノイズ処理を重ねたせいかピリッとしないタイムラプスになってしまった。それにしても根尾の夜空はきれいだと思う。自宅から35q、車で1時間弱とアクセスもいい。ただ、深夜帰宅時には鹿やタヌキや狐などの飛び出しに注意が必要だ。  (2020年12月09日)

オリオン大星雲タイムラプス

  【11月の星撮り
欲の深い天体写真初心者がポータブル赤道儀を買うと、望遠レンズでアンドロメダ、北アメリカ星雲、オリオン大星雲を手始めに撮るそうだ。そのとおりに撮り進んでいるが、まだ要領を得ないので撮影に深夜までかかってしまう。そこで11月は家から車で1時間以内の光害の少なそうな撮影場所を順にまわって見ることにした。まず11,13日には根尾の断層観察館の第二駐車場で撮った。アンドロメダと北アメリカ星雲とオリオン大星雲を撮ったが600mm相当で狙ったアンドロメダとオリオン大星雲はピントが甘くNG。200o付近で撮った北アメリカ星雲とオリオン三ツ星と大星雲はきっちり撮ることができた。14日には谷汲の夢さんさん道の駅に行ってみたが、街灯のナトリウム灯が色目を変えるので、谷汲山華厳寺の大駐車場に変更して撮影。600o相当でのオリオン大星雲だけの撮影に専念。16日は本巣市の東外山に。欲張ってハート-星雲、バラ星雲そしてオリオン座の三ツ星の下にある馬頭星雲を一応撮ってみようと思った。一応というのは天体改造したカメラや特殊フィルターが必要だと思っていたから。しかし問題はそれ以前にあって、それらの星雲が全くつかめなかったという惨敗に終わった。かろうじて馬頭星雲のうすい影が撮れただけ。勉強して12月にリベンジしたい。  (2020年11月11〜16日)

  【越前 厨の磯
厨の岩場の真ん中に陽が沈む時期に波が高くて夕陽が期待できる日がやって来た。しかも日没は満潮の1時間前と岩場に押し寄せ砕ける波をスローシャッターで撮る絶好のチャンスだ。少し雲が厚いようだが、相棒を乗せてやって来た。到着時は雲が厚く写欲がわかなかったが、やがて雲間が陽が差し出した。チャンス到来なのだが、道の駅に車で行ったきり相棒が帰って来ない。スローシャッターに欠かせない三脚と減光フィルターは車に積んだままなのだ。遅れて相棒が戻ってきたときには一番おいしいタイミングを逃したような気がした。  (2020年11月4日)

  【佐川美術館
家内のリクエストで滋賀県守山市にある佐川美術館に。米原から「さざなみ街道」という琵琶湖の湖岸道路を走っていくと、小さな島が湖に浮いているように見える景色が目にとまった。湖面に霧が漂っているようだ。珍しいのでパチリ。さて同館は「生誕90年 平山郁夫展 悠久のシルクロード」を開催中で、数々の大作を楽しんだ。私は「敦煌鳴沙」という作品の前に長くいた。鳴沙山、その砂漠の絶景にあこがれていた若いころを思い出しながら。絶景といえば水庭をテーマにした美術館のたたずまいも素晴らしかった。帰りには久しぶりに近江八幡の長命寺に参拝した。  (2020年10月27日)
 
 【アンドロメダ、ようやく銀河らしく】
10月20日に揖斐川町坂内で撮った写真の中で人工衛星の光跡が入っていたものをあきらめていたが、光跡がきれいに消せたので合成とレタッチをしてみた。400o、f6.3、ISO10000で露光45秒で撮った7枚を加算平均して合成。7枚の合計は5分15秒の露光量で今まで撮った中では一番大きい。明るさとコントラストを思いっきり上げてみると渦巻も見える銀河の形が浮かび出た。250万光年かなたの直径20万光年という巨大銀河、技量は稚拙だがそれらしい写真になった。   (2020年10月27日作成)

  【揖斐川町で星 U
望遠で天体を撮るのに苦戦している。星が流れたりブレたりする。そもそも入門用のポーターブル赤道儀にフルサイズ一眼と望遠レンズを載せるのは無理なのかもしれない。でも、もう少し頑張ってみようと対策をしてみた。その1、締め付けが甘い自由雲台をやめ小型3ウェイ雲台に変更。これはAmazonでManfrottの軽量小型のものを買ったが使えず、手持ちの三脚の雲台を使用。その2、赤道儀のアームの位置。3時間ほど撮っていると天頂付近を狙うカメラが仰向けになってしまう。これは考えた末に極軸をセットしたあとは撮りやすい位置にアームを動かしていいはずと分かった。その3、使用する望遠3本の無限遠ピント位置の再調整。北アメリカ星雲は50oでは捉えたものの望遠レンズはコントロール不能の体勢になり、出直してゲットしたもの。アンドロメダ銀河はようやく400oで星々が流れることなく撮れた。若干流れてるが、許容範囲ということで。   (2020年10月18、20日)

 【揖斐川町で星
家から1時間内外で行ける星がきれいに撮れそうな暗いところを順に回ってみた。伊自良からの続きで初めは揖斐川町坂内。横山ダムの奥、国道303号沿いの駐車場。アンドロメダ銀河をD850+28-300mmズーム+光害除去フィルター+赤道儀で撮ってみた。ISO10000、f5.6露光30秒で撮った5枚を加算平均で合成したのが1番目の写真。星のブレと流れがあるが、ようやくアンドロメダらしく撮れた。次の場所は写友と行った徳山湖。上空の見通しがいい。2枚目の写真は魚眼レンズで撮った南西から北東へ頭上にかかる天の川、ほぼ180°の見渡し。三番目は春日にある「岐阜のマチュピチュ・天空の茶畑」。遊歩道の最上部の展望所からの眺めは有名な絶景ポイントだが、ただいま遊歩道閉鎖中。今回は下の方のお茶の販売所近くからの撮影。山影から立ち上がる天の川は彦根・京阪方面の光が予想以上にあってイマイチとなったが、天頂付近の天の川の写真は満足している。D850+20o単焦点+光害除去フィルター+ソフトフィルターで撮った。ISO3200、f2.8、20秒の5枚をStarStaxでaverage合成しコントラストを調整している。ここで驚いたのは画面中心白鳥座のデネブ近くにある北アメリカ星雲&ペリカン星雲の赤い光が捉えられていたこと。光害除去フィルターのたまものか。次はこの星雲を赤道儀を使って撮ってみたい。画面左にあるのは夏の大三角形。   (2020年10月11,13,15日)

 【ポタ赤 練習 伊自良編
家から28kmほどの伊自良湖の畔でアンドロメダ銀河を撮ってみることにした。カメラは万能の愛機D5500、レンズはNikonの初代18-200mm。300mm相当の望遠でISO3200、f5.6、露光1分でアンドロメダを赤道儀で追尾。レンズ中央にアンドロメダを捉えるのとピント出しに手こずりながら、6枚の連写を3回ほど繰り返した。ここで分かったのは雲台や赤道儀まわりの締め付けが甘いと星が流れたように写るということ。そして3〜4mの風さえも微ブレを引き起こすということ。今回、ちょっとはアンドロメダらしい写真が撮れたが、次回はカメラ・レンズを変えてトライしてみようと思う。ここの空はLlight Pollution Mapでチェックしたとおりとても暗くていいが、超広角レンズで天の川を撮ろうとすると駐車場や公園の灯りが邪魔をするのが残念。野ウサギが時々かわいい姿を見せるのはとてもいい。   (2020年10月6日)

 【ポタ赤 練習 自宅
ポータブル赤道儀を買った。天体の動きに合わせて数分のあいだ星を追尾するもので、デジカメのISO感度を低く抑えられキレイに撮ることができ、中望遠レンズも使える。まず極軸望遠鏡で北極星を所定の位置に捉えなければならないが、この夜は北方向に雲があり手間取ってしまった。今回は2回目のトライでアンドロメダ銀河を捉えてみる練習。といっても自宅の2階のベランダから撮るので、街の灯りや自宅前の街灯が邪魔をする。最初にカシオペア座をAPS-C28oで捉える、次にカシオペア座より東方向にレンズを向けてアンドロメダ銀河をレンズ中央に呼び込む。そうしてレンズを75o(フルサイズ110o相当)までズームアップして撮ったのが4番目の写真。アンドロメダの捕捉はカメラのモニターでカシオペアの右手方向を拡大して確認したが、月も明るく明瞭な画像が撮れないのでずいぶん手こずった。露光30秒でもひどく星が流れてしまった。どうやら設定を間違えたようだ。   (2020年9月28日)

 【初秋の水晶浜U
21日の夕陽に味をしめてもう一度3人で行くことにした。それに前回駐車場を利用した海の家の営業が9月末までと分かり波のある27日に行こうと。前日の天気予報は午前中は雨、15時頃から晴れ。実際には雲がかなり厚い夕暮れとなった。しかし雲が厚くないと撮れない写真もあると楽しんだ。鈍く光って寄せる波、雲を裂いて射差すような夕陽、、大好きだ。18時の撮影終了の声掛けと同時に雨が降り出した。早く水晶浜の駐車場を再開してほしいな〜。  (2020年9月27日)

 【初秋の水晶浜
気の置けない写友3人で4連休3日目の21日に水晶浜へストレス発散に行った。国道365号線から木ノ本を経て8号線に出たとたん渋滞の列に。最初は北陸自動車道が事故で閉鎖にでもなったのかと思った。世情に疎いわけではないが、まさか木ノ本付近の8号線まで連休の人出による大渋滞とは思いもよらなかった。予定より1時間以上も遅れて到着した水晶浜、なんと駐車場が封鎖されていた。海水浴シーズンも終わったからよかろうと思って来たのだが、やはり世情に疎いのか。シブシブ民営の2千円也の駐車場に入れた。夕陽目当てで来て、とてもドラマチックなサンセットに巡り合えて一同大満足。2千円は安い安い...とまでは思わなかった。帰宅してチェックすると美浜町の観光のサイトに「令和2年は海水浴場を開設いたしません。駐車場等についても閉鎖しております」とあった。当面は2千円が必要のようだ。   (2020年9月21日)

 【Go to トラベル 信州
8月のある日、NHKの日曜美術館「無言館の扉 語り続ける戦没画学生」を見て、家内がもう一度無言館に行きたいと言う。うん、涼しくなったら行こう、美ヶ原で星も撮ろう。ということで、Go to トラベル信州となった。無言館の近くの別所温泉で宿をとり、チェックインの前に安楽寺と北向観音に詣でた。安楽寺は信州最古の禅寺で、国宝の八角三重塔がある。一方の北向観音は慈覚大師円仁が開基で、境内には懸崖造りの温泉薬師瑠璃殿や愛染桂の大樹があったりした。北向観音を出たときには私はすっかり疲れてしまった。  (2020年9月13,14日))
 翌14日
無言館館主の窪島誠一郎氏はテレビで「絵から画学生たちの輝いていた青春を感じとって欲しい」という趣旨の話をされていた。そんな心持で無言館に入るといくつかの自画像が語りかけてくるように思えた。「よく来たね、ゆっくり僕達の絵を楽しんでいって下さい」と。
昼に蕎麦をおなか一杯食べて美ヶ原高原へ。海から山へ宗旨替えしたのがいけなかったのか、前夜までの晴天の予報が昼の予報では曇りに変わってしまった。夕陽のタイムラプスを撮ろうと牛臥山に登ったころには、予報どおりドンドン雲が流れてきてガスも立ち込めてきた。星空はあきらめ、日没前に下山し帰路についた。途中に出会った群馬からという同好の人も「今夜は天の川が撮れると思ったのですがねェ〜」。

 【夕焼け橋からの8月
家の近くの夕焼け橋(正式名は千成橋)、ここでいろんなものを見たり撮ったりする。まるで南洋の空に沸き立つような巨大な入道雲。帰巣する川鵜の群れ。夜間訓練のある火曜日に航空自衛隊岐阜基地から飛来するC2大型輸送機。このC2はお盆前には超低空で夕陽に染まる空をライトをつけて飛んで来たが、その時は超広角レンズだったため口をあけて見上げるだけだった。悔しいのでそのあと3回火曜日に待ってみたが、頭上の超低空飛来の再現はなかった。夕陽、夏のあいだ橋の欄干に三脚をゴムバンドで留め、タイムラプス用の撮影を何回もするがいいものは中々撮れなかった。夕陽に対するこちらの感性が鈍ってきたのかなと思ったりもする。  (2020年8月)

 【琵琶湖・余呉湖】
天の川と夏の大三角を撮ろうと余呉湖に。その前にせっかくだからと琵琶湖の夕景も撮ることに。琵琶湖での日の入りはタイムラプス用にインターバル撮影を行ったがイマイチの結果でだった。夕食を北琵琶湖食堂でとって余呉湖へ。星空指数90という期待値だったが撮り続けても雲ばかりで1時間半ほどで断念せざるを得なかった。ハズレの日となってしまった。  (2020年8月24日)

 【オールナイト伊吹山
新型コロナウイルスの第二次感染拡大が落ち着き始めた8月19日に会社時代の写友と3人で伊吹山に行った。しかし、夕陽も星々も期待したように撮れず21時に伊吹山ドライブウエイを下りた。どうもすっきりしないので1日おいてドライブウエイがオールナイト営業の21日にリベンジすることに。頂上駐車場で夕景を撮って、山頂に登り長浜・米原の夜景と星々を撮った。この夜景は光害除去フィルターとハーフNDを使って街の光を抑えるようにしたが、効果のほどは判然としない。朝日も撮るべく車の中で仮眠を撮ったが、なかなか眠れない。1時頃に外に出ると天の川がとてもキレイで、また45分ほどまた撮影。天の川の写真は連続して撮った4枚を合成していて、星々の光がよりキレイに見える。  (2020年8月21〜22日)

 【矢代の入り江】
小浜市の田烏から少し西に下ったところに矢代の入り江がある。小さな入り江だ。北西方向に開いているので、入り江の先には夏至の頃でも陽が沈まない。しかし、入り江が小さい分、夕焼けが広がれば入り江の水面を染め上げてくれるはず。そう、はずなのだ。そして、まだ上空に残った昼の青さが、浜辺近くの澄んだ海と波を輝かせるはず。これが私の幻影。
昼に雲の予想を見ると、19時頃にわずかであるが北西上空の雲が切れるらしい。ダメモトで行こうと車を走らせた。途中、給油の際に雲の予想の更新データを見ると、雲の切れ間が大きくなっていて、期待が高まった。ところが、17時半に矢代に付くと厚い雨雲が居座っていた。日没の19時過ぎには小雨が降りだした。
この入り江は水が澄み、砂浜があり、アクセスが良く、テトラや養殖イカダがなく、自然のままの得難い場所だ。幻影は8月上旬まで追い求めることができる。  (2020年7月17日)

 【小浜市 田烏 長時間露光
若狭では大好きな場所だ。5月の田植えの後と6月の夏至の時期にじっくり撮ろうと去年から決めていた。田植えの後の写真は思ったように夕陽が棚田に映えなかったが、静かな入り江の夕景が気に入っている。6月に入って夏至を待ちきれず、シグマのSD1 Merrillを持ち出して出かけた。SD1 Merriは7年間で総ショット数2500と出番が少なく、レンズも含めて手放そうと考えていたカメラだ。ところが作動チェック中に、バージョン・アップしたシグマのRAW現像ソフトで確認すると従前よりもいい絵に仕上がることが分かった。2枚目の写真はシグマのFoveonらしい雰囲気があってお気に入り。SD1 Merrilを手放すのをやめることにした。
さて夏至の6月21日、この日は日食と新月と夏至そして父の日が重なる何百年に一度の日になるらしい。久々に写友を誘って、入り江を見下ろす国道162号の高架の橋の上に立って二人で「気持ちイイね」を連発しながら準備を始めた。京都から来られたご夫婦が近くに三脚を立てていて、日食が始まりますよと教えて下さった。あわただしくセットして私も撮ったが雲のためくっきりは撮れなかった。
入り江の中央寄りに陽が沈む夏至の日に、夕陽で真っ赤に染まった空と入り江を長時間露光(long exposure)で撮ろうというのが私の狙い。long exposure、私もよく撮るがせいぜい20秒ほどの露光だ。あるサイトで目が釘付けになった写真は250秒というもので、20秒程の写真とは別物に見えた。さっそく必要なガシェットを仕込んで、家の近くで3回ほど練習を重ねこの日に臨んだ。減光フィルターはND1000+ハーフのND8。カメラの操作はマニュアルとなる。日没から数分間は光の状況が刻々と変わるので、日没直後の初期設定を、iso160、絞りf10、露光120秒とし、撮りながらヒストグラムを見てはiso感度と絞りを修正していく。そうしてようやく撮ったのが4枚目の写真。この日は絶好の夕焼けで普通に撮った写真もとてもキレイだった。   (2020年6月21日他)

 【南伊勢町 田曽浦】
三重県の大王町の某所に天の川を撮りに行きたかった。そこはアクセスや足元も悪く、事前に現場確認が必要で二の足を踏んでいた。翌日からは天気がぐずつくため、やっぱり行こうと腰を上げた。迷っていて出発が遅れたので、安全で事前確認のいらない田曽浦にある入江に向かった。初めての場所で、砂浜に岩場があって防波堤とテトラがない入り江をGoogle Mapの衛星写真で見つけ、私の星撮り候補地に入っていた所。もう少し波があって、潮が満ちていたら絵になるところだと思った。そんなときにもう一度来たい静かな入り江だ。  (2020年6月16日)

 【越前岬灯台と冬の大三角】
5月6日までの緊急事態宣言が5月末まで延長となった。日の入り後の空がまだ青い薄明の水平線上に見える冬の大三角を撮ろうと外出自粛の国禁を犯して出かけた。今回も弁当持参。日の入りは18時53分で、目当ての星の見え始めは19時35分頃から。実際にこのころから最も明るいシリウスが視認できるが、他の二つはカメラで好感度で撮っては位置を探し出すことになる。冬の大三角を撮った時間は19:38〜19:58の20分間。この間は刻々と空が暗くなっていき、20時過ぎには大三角の底辺部のシリウスとべテルギウスが沈んで見えなくなる。この変化をマニュアルで撮影条件を変えて追っていく。この日が今年最後となろう薄明の水平線上の大三角、あっという間に終わった感がする。   (2020年5月11日)

 【越前岬灯台と桜】
岐阜県も福井県も独自に緊急事態宣言を行い、外出の自粛が求められている。しかしこの日は私にとって代えがたい特別の日なのだ。桜が咲いて月や雲がなく西にオリオン座が輝く、ずーっと待っていた夜なのだ。といって後ろめたさもあるので越前海岸までどこにも立ち寄らず弁当持参で直行。この日は幸い波もあり河野と厨でウミネコも撮った。   (2020年4月14日)

タイムラプス動画

 【境川桜】
3月25日の鵜倉園地では徹夜で無理をしてしまい、27日から喉の痛みと微熱が出てしまった。コロナのこともあるので外出を控え、予定していた伊勢と若狭の桜撮りも止めた。そうこうする内に家の近くの境川堤の桜が満開となり、消閑のために何度も足を運んだ。例年だと家内と桜の下でお弁当を広げることもあるが、今はその手のことも憚れる。
新型コロナ早く収束してほしいが、岐阜県の感染者も拡大しつつあって4月8日までに累計では77人と、都市部の京都府に次いで全国第11位となった。県内感染者は先月までは可児、大垣が多かったので安穏と構えていたが、ナイトクラブのクラスターが出現してからは岐阜市内が一番多く30名となり、脅威を身近に感じるようになった。手洗いとステイ・ホームを心がけようと思う。   (2020年4月9日)

 【鵜倉園地】
横たわりアーチ状となる春の天の川を撮ってみたいと思っていた。やって来たのは三重県南伊勢町の鵜倉園地。標高190mの展望台から熊野灘が望める三重でも有名な星撮りスポット。昼に家内のリクエストでお伊勢さん参拝を済ませ、16時に鵜倉園地を下見。早めの夕食を街に下りてとり、19時半から1時まで車で仮眠。のはずが、まったく眠れないまま1時半から撮影開始。今の時期は天の川の中心近くに、木星・火星・土星が接近してくるので、夜明け前のブルーアワーでもこれを撮った。園地で出会った人、津の同年配の男性、名古屋のカメラマン、四日市の会社仲間の三人。   (2020年3月25日)

 【水晶浜】
波が高くて、しかも夕陽が期待できる日がやってきた。といってどんな天気になるかわからないが、新型コロナウイルスのおかげで気もふさぎがちであったので、家にいるよりはよかろうと出かけた。美浜町の天気予報の波は、[5m後3mうねりあり」とあった。この「うねりあり」が大切で、3mでも2mでもうねりがあれば絵になる。強風・波浪注意報の浜は、貸し切り状態で、みぞれや波しぶきもなんのそのと日の入りまでの3時間を撮った。(途中、寒さのため車に退避2回)   (2020年3月16日)

 【氷見・雨晴】
写友3人で富山へ一泊二日の遠征。雨晴の夜明けと氷見の女良から見える海越しの立山連峰が狙い。夜明けは朝焼けにはならなかったが、光芒も出ていぶし銀のような光景となり、一同まんぞく。本命の海越しの立山連峰は、29日の昼頃に2時間ほど見える予想だったのだが、結果的に女良ではなく雨晴で写真に収めた。海越しの立山連峰を女良で粘って待っている間、退屈しのぎに海鳥をたくさん撮った。ふと朝の陽にきらめく水面を飛ぶウミネコを流し撮りしてみようと思った。手元でISO100、絞りF14の設定でSS1/100秒のつもりでレンズを向けた。実際に撮ったデータを見るとSSは1/160〜1/200だったが、水面のキラキラの流れがイイ感じだ。600o相当の望遠で1/100秒は無理があるようだが、またどこかで試してみよう。  (2020年2月28,29日)

 【伊吹山】
今年も伊吹山山頂の星を撮りたいと思っていたが、いかんせん積雪が少ない。少しは雪が降ったらしい様子を家の近くから眺め出かけていく。2月の初めには垂井駅近くの河原から撮ったが、電線が入ったりピントが合わなかったりして失敗だった。20日は場所を変えて米原市の藤川地区に。伊吹山頂まで直線で約2qと、三島池の3.4qよりうんと近い。山容も雄々しく感じられ雪の残った農道に三脚を立てた。(タイムラプスも作成しましたが、データが重いのでflickrにUPしておきました。)   (2020年2月20日)

 【支部展】
所属する日本風景写真協会岐阜第一支部の写真展が2年ぶりに開催された。開場は新装なった岐阜県美術館、おかげさまで今回も1200人余りの来場者を数える大盛況となりました。いつもながら私は、遠くから訪れてくれた友人たちと笑顔でお会いできたことがとてもうれしかった。下段の4枚が今回の出展作で、何れも昔の会社仲間と撮りに行った時のカットから選んだ。  (2020年2月4〜9日)

出展作品  春一番わたる

立夏の宙

秋光よせる

氷雨の夕辺
 
 【日御碕灯台タイムラプス】
1月18日と19日の夜に撮影。寒さにも強風と波しぶきや時折の雨にも負けず頑張ってみました。最後の灯台の光は左回転ですが、15秒で一回転と勘違いし16秒間隔で撮ったためです。正しくは前半部の右回転。   (2020年1月24日作成)
 
 【出雲・浦富】
倉敷でかつての会社仲間と旧交を温め、出雲へと向かった。日御碕のウミネコの群舞と日本一高い灯台が目当てだ。駐車場に車を停めるのももどかしくウミネコの経島に向かったが、ウミネコがいない。トビと鵜と名の知らぬ鳥がいただけ。帰ってから日御碕ビジターセンターに電話で尋ねると、ウミネコが本格的に飛来するのは2月からで、今は早朝に少数が見られる程度だと言う。陽が沈んでからは灯台と星のタイムラプス撮影をした。日本人の設計・施工で明治36年に初点灯した美しい石造りの日御碕灯台は、複合群閃白赤互光(白2閃光と赤1閃光)という珍しい灯質で、白2閃光の間隔が短いためシャッタースピード3秒で撮って行った。1回転が15秒と思い込んでいたが、30分ほどして20秒であることに気付き時間のロスをしてしまった。18日夜は雲があったもののまずまずの天気だったが、19日夜は強風で波しぶきや雨に見舞われた。滞在の間、出雲大社と一畑薬師に参詣もした。
兵庫県との県境にある鳥取県の浦富海岸は一度行ってみたいと思っていたところ。ただ今回は雨に降られてしまったのが残念。最終日の朝、わずかに晴れるので再び立ち寄ってそれらしい写真が撮れたような、、。日御碕も浦富ももう一度行ってみたい地となった。家からそれぞれ500q、300qあるが、、。因みに今回は1300qの走行距離。  (2020年1月17日〜21日)
 
 【2019年総集編】
本年最初のUPが前年の総集編になってしまった。NHKのドラマでも年末特番になるのに、4Kのタイムラプス動画に挑戦してもたついている間に年を越してしまった次第。新しいPCは200枚を超えるRAW画像の現像や、4K画像の動画編集を難なくこなしてくれるが、私の方は編集ソフトの使い方を2つ覚えては1つ忘れとはかどらない有様。でもようやく完成し、新年の年頭を飾る一作となりました。


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