飛騨三十三観音霊場巡り  第一回 高山市街  平成24年2月19・21日         

2月に平湯・新穂高に行った折、JR高山駅に程近い飛騨国分寺に立ち寄った。定刻を過ぎていたが堂内を拝観し、丁寧な説明をしていただいた。御本尊の薬師如来の右隣に観音様(共に重文)が立っておられる。春日仏師作と伝わる観音様はとても優しい面立ちだった。この時に飛騨三十三ケ所を回ってみようと思った。
 第一番 飛騨国分寺    本堂 国の重文 室町時代
 
 
国分寺 三重塔 文政年間建立    大銀杏 国の天然記念物で樹齢1200年
 

この冬の高山は雪が少ない方だという。日本海側が大雪の時は反対に高山は少ないと聞いた。
高山の古い街並み界隈     商家にて
 

宮川に架かる中橋


平湯から戻り高山の市街地にある札所を半日ほどで北から南へ巡った。十八番札所は街外れになるが、二番から八番までは高山の東の山裾伝いに並ぶ。意外と留守のお寺が多い。庫裡の玄関などにご朱印を押した納経紙が用意されており、留守の場合は300円也を置いてそれを頂くことになる。
第十八番 恩林寺 珍しい黄檗宗    渡来観世音菩薩 御本尊の観音様は本堂内
 

お寺に着くとお経をお唱えするわけだが、私の場合は『懺悔文』・『開経偈』・『観音経の偈』を順にお唱えする。端折る時も正直いってある。同じ観音様(=観自在菩薩)が説いたお経だが、般若心経は今はお唱えしない。
第二番 相応院 御本尊は不動明王 歓喜天、観音様も祀る   第三番 雲龍寺 鐘楼門は元高山城内の建物
 

般若心経は短くてよいが、262文字に高邁な世界が凝縮された内容は私には難解すぎる。観音経は全部を読誦すると長すぎるので、偈(げ)と言われる詩歌になっている箇所を唱える。「念彼観音力」が何回も出てくる箇所である。
雲龍寺 庫裡玄関 曹洞宗道場の趣がある    第四番 素玄寺 御本尊は馬頭観音 高山城主金森家菩提所
 

なぜ観音様が好きか? 端的にいうと、それは自分が観音になれと教えて下さるから。 できなくても、それを心掛けよと。 
第五番 善応寺   善応寺にて
 
  
第六番 宗猷寺   宗猷寺観音堂
 
     
第七番 清伝寺   第八番 正雲寺
 
3月に美濃三十三ケ所を終えて、4月に飛騨を一番から仕切り直そうと思っていたが、結局仕切り直しはできずこれが正規の巡拝となった。高山観光の気分で九つの札所を回ってしまった。   

正雲寺からの高山の街

   


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