西美濃三十三霊場巡礼 (画像をクリックすると拡大されます)
第1回 揖斐川町 平成25年3月4日
| 第一番 横蔵寺 揖斐川町谷汲神原 | ||
| JR大垣駅で養老鉄道養老線に乗り換える。この列車は「サイクルトレイン」の黄色いマークが前窓に貼ってあり、自転車の乗り込みOK。初めて利用する鉄道で、沿線の景色を楽しんで25分ほどで終点の揖斐駅に着く。岐阜県といえども知らぬ土地に行く、こういう時がとても楽しい。 | ||
| 養老線 大垣駅にて | サイクルトレイン | 養老鉄道揖斐駅 |
揖斐駅からは揖斐川町のコミュニティ・バスに、52分揺られて200円也で横蔵寺に到着。横蔵寺は地元では紅葉と舎利仏(ミイラ)で有名で、何度か来たことがある。最後に来たのは子供が小学生の頃で、西国三十三番の谷汲山から東海自然歩道を半日かけて歩いてきた。 |
||
| 揖斐川町コミュニティ・バス | 横蔵寺 バス停から | 横蔵寺山門 |
伝教大師最澄の創建と伝わる寺で美濃五山の一つ。美濃五山は奈良・平安時代に創建された天台宗の寺で、他に美江寺(岐阜市)・善学院(神戸町)・円興寺(大垣市)・真禅院(垂井町)がある。最澄作の薬師如来像は後に比叡山延暦寺根本中堂の御本尊に転座している。 |
||
| 山門 | 本堂 (御本尊 薬師如来) | 三重塔 |
山の上のかつての境内には法然の高弟、蓮生の墓がある。蓮生とは源平一ノ谷の戦いで17歳の平敦盛を討取った熊谷直実で、後に出家した源氏方の猛将である。念仏行者としても半端ではなく、法然生誕の地岡山県美作の誕生寺を始め多くの寺を開基したことでも知られており、横蔵寺でも中興の祖とされているようだ。没する時には自分の往生を予告する高札まで立てた逸話がある。極楽往生し仏となって有縁無縁の衆生を救うことを純粋に願っていた興味深い人物だ。(但し、墓所は各地にある) |
||
| 観音堂 | 舎利堂(ミイラ堂) | バスを待つ |
| 第十三番 洞泉寺 揖斐川町久瀬小津 | ||
| 横蔵寺からのバスを揖斐川町役場で乗り換えて横山ダム方面へ。東津汲というバス停で降りた。東津汲は揖斐川町一帯に伝わる「鎌倉踊り」で知られるところだ。鎌倉踊りは飾った竹竿を背負い太鼓を打ち鳴らして舞い踊られ、壇ノ浦で勝った源氏の武将達が鎌倉へ凱旋する時に踊ったものが伝わったとされる。谷汲踊りや春日の太鼓踊りも同種の踊りとしてある。東津汲から揖斐川支流の高知(たかち)川に沿って小津へ。高知川は川底までくっきりと見える綺麗な川だった。 | ||
| 揖斐川町役場 | 高知川 | 小津トンネル 693m |
| 寺までは4qある。清流をゆっくりと眺めていたいが、少ない本数の帰りのバスに間に合うようひたすら歩く。洞泉寺は留守で自分でご朱印を押した。 | ||
| 高知川 上流 | 小津の集落 | 洞泉寺 |
| 第四番 月桂院 揖斐川町長良 | ||
| 揖斐川の町に戻って月桂院へ。こちらもお留守だったが本堂が開いたので、上がって参拝。本堂隅に納経所があってよく見ると西美濃三十三の専用納経帳がある、千円を置いて戴き、自分でご朱印を押した。そこへお寺の方が戻られ、稲葉一鉄の墓にもお参り下さいと言われた。稲葉一鉄はこの地に城を構え、「頑固一徹」の語源となったとも言われる戦国武将。5時を過ぎて寒くなったので、熱いラーメンを食べて帰路につく。 | ||
| 月桂院 | 本堂 | 稲葉一鉄の墓 |