スナップです  岐阜編 2013年    2011〜12年編はこちら
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 【パラオ】   ペリリュー詳細はこちら
寒い日本を抜け出してパラオに行った。目的地はペリリュー島で、1万人の日本軍が玉砕した島だ。ニューギニアに続く一人慰霊団の予定であったが、相棒もついて行くこととなった。ペリリュー島1日ツアーに申し込んで、スピードボートに乗り込むと総勢13人となった。コロールから1時間10分、波を蹴立てて猛スピードでボートは島に着いた。上陸すると慰霊碑や艦砲射撃で破壊された海軍司令部などの戦跡を巡る。   (2013年12月17〜21日)
 ボートは時速60q ペリリュー島  慰霊碑  海軍司令部跡 

ペリリュー島は玉砕までに2ヶ月半も奮戦し、アメリカ海兵隊が攻略できなかった島だ。途中で陸軍に交代している。 昭和19年9月15日に米軍が上陸したオレンジビーチにも行った。今は美しいビーチだが、上陸前の10日間にわたる空襲と3日間の艦砲射撃で、そのとき木々は跡形もなかったはずだ。 
日本陸軍九五式軽戦車  米軍が上陸したオレンジビーチ  ゼロ戦52型  日本軍終焉の地 

滞在したのは旧首都のコロールの街。人口2万人余りのパラオ共和国では最大ではあるが小さな街で、ショッピングセンターではクリスマスセールで賑わっていた。面白かったのはロック・アイランドの間にあるドルフィン・パシフィック。イルカに触れたり、背びれにつかまって泳いだりもした。
コロールの繁華街  公園にて   イルカと遊べるドルフィン・パシフィック  右手を上げると目の前で大ジャンプ

 【岐阜県美術館】
日本風景写真協会(JNP)の岐阜第一支部の第12回支部展が岐阜県美術館の一般展示室で始った。2日間、当番で受付担当。同時開催はステンドグラス教室の皆さんで、こちらは女性中心で華やかだ。支部展は毎日200名近い人が見に来て下さって、お陰さまで盛況。諸先輩や友人が遠くから来て下さるのが、何よりうれしく楽しい。  (2013年12月13日) 支部展は15日まで!

 【境川の野鳥2】   
朝いつもの橋に行こうとすると、橋の近くにサギの群がいた。このあたりでは見ることのない大きな群れだ。近づくと飛び立って、去って行くかと思ってたら近づいてきてくれた。再び舞い上がって遠く消え去るかと見ていると、サービスで頭上を通過してくれた。   (2013年12月5日)
サギの群 カワウやアオサギもいる 目の前をサービスフライト 50羽ほどの大きな群れ 頭上をサービスフライト
 
午後3時頃によくトビがとまっている場所を見つけた。3時に行くと、待合せたようにトビがきて、電柱の天辺に止まった。木陰から半身を出してシャッターを切ると、飛び去った。と思ったら、近づいてきて頭上頭上を周回し始めた。やがてカラスが現われて、なんとトビにアタックを繰り返した。カラスは巣にトビが近づくと、ヒナを守るために追いやるらしい。川の方に目をやると、ムクドリが水浴びを始め出した。今日はレンズを向けると、鳥たちが近づいて来たり、水浴びを始めたりとラッキーな日になった。
トビ 頭上をサービスフライト  カラスがトビを嘴でアタックする 一度去って再びサービスフライト  ムクドリの水浴び 

 【境川の野鳥】   
カワセミを見つけてから毎日のように境川に通っている。今日も橋の上でカワセミを待っていると、数メートルほど離れた橋の欄干にシロセキレイがとまった。その他、川辺での鳥をアップします。   (2013年12月4日)
シギ キジ ツグミ シロセキレイ 
 
ツグミやヒヨドリは岸辺に生い茂った木の枝の中に入ってしまうのでシャッターチャンスがなかなか無い。欄干の支柱のかげで観察していると、数羽のヒヨドリが水浴びを始めた。スーッときて、チャポンと入って、サッと木の中に戻る。面白い生態を見せてくれた。
 ヒヨドリの水浴び チャポン サッと  水浴びは一瞬  枝葉の中にアッという間に消える 

 【カワセミとモズ】
今朝も出会いを期待して境川へ。今回は飛ぶ姿を撮ろうと少し考えた。最近愛用しているカメラ(D5200)を連射モード(5枚/秒)・AFエリアモードを39点のダイナックAFにセット。シグマの120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSMを装着。このレンズは解像度が高く、合焦速度も速いのでお気に入り。35mm版で600mm相当の望遠を振り回すので、手ブレ防止をオフしたほうがいいのかもしれないが、静止画も撮ることがあるのでオンに。絞りはピントが外れても拾いやすいように被写界深度を深めにとって、f/7.1〜8。高速シャッタが切れるように、ISO感度を1000にした。使える状況にないが、三脚は一応持っていく。   (2013年11月30日)
 獲物を咥えたカワセミが飛んできた 1/640秒 モズが獲物を横取りしようと 1/1600秒 ダイブしてかわすカワセミ 1/640秒  逃れて獲物を咥えて帰巣 1/640秒 

 【カワセミ】     
家の近くの境川でアオサギやカワウでも撮ろうかと望遠レンズを着けて出かけた。写真を撮りながら歩いていると小さな青い鳥が飛んでいるのが目に入った。カワセミかな?でも今までも見たことないし、こんなところにいるのだろうかと思いつつ青い飛影を探した。30分ほどかかってようやくそれらしい鳥を撮った。家に帰ってじっくりみる、やはりカワセミだった。
アオサギ カワウ カワセミだろうか? やっぱりカワセミだ
 
二日目はカメラも変えて朝から張り切って出かけた。その場所は家から500m余りのご覧のようなところで、カワセミがいるのが不思議に思える。橋の上で待つこと30分、カワセミが飛んできで、近い距離にとまった。雌雄のツガイのようだ。2ショットで飛び去って行ってしまった。再び30分待って、飛んでいる姿をかろうじて写すことができた。近くで畑仕事をされていた人に聞くと、4月頃にやってきて8月にヒナをかえし、もうすぐいなくなるという。   (2013年11月28日)
境川 岐阜市郊外 オス ツガイのようだ 早くて撮れない、これがやっと

 【養老山大菩提寺 御開帳】
大菩提寺は養老公園の入口にあって、家から車で50分ほどかかるが、何度か伺っている。毎年11月23日は本尊の御開帳で、招待状をいただいて今回初めて拝観した。大正時代に開山の折、全国の女性の黒髪の寄進を受けて作られた縫仏がご本尊。黒髪を横糸にし刺繍された美しい如意輪観音様で、京都西陣で5年をかけて作られたという。この黒髪の寄進には、川上貞奴が勧進の中心になったということだ。余談だが、川上貞奴は私財を投じて建立した岐阜県鵜沼の貞照寺に埋葬されている。 (2013年11月23日)

 【若狭三十三ヶ所】    詳しくはこちら(フォトムービー
17番目の観音札所巡りは福井県の若狭となった。全国の三十三ヶ所を33巡ろうと思っているので、ようやく半数を超えたことになる。山と半島と入江を4日間駆け巡った。風光明媚な所であるが、原発銀座といわれるところでもあり、敦賀・美浜・大飯・高浜原発がある。とにかく海よし、紅葉よしの巡礼を楽しんだ。   (2013年11月23日)
敦賀湾 若狭湾 水晶浜 若狭湾 水晶浜 三方湖 
 
若狭は仏教伝来ルートの一つとされ、古刹・名刹が数多くある。その中心が小浜で、人口3万人の小浜市には100を超えるお寺がある。有名なお寺は二度三度と訪れているが、しっとりとした紅葉のこの時期がいい。
若狭湾 田島  九番 天徳寺 若狭町 三十番 馬居寺 高浜町 三十二番 正楽寺から日引漁港

 【最上三十三ヶ所】    詳しくはこちら(フォトムービー
山形の最上三十三ヶ所を回った。室町時代に創設されたという古い観音札所で、素朴な巡礼が今も続いている。レンタカーを借りて相棒と連れ立って5泊6日の巡礼行となった。山里に静かに佇むどのお堂も観音好きにはたまらないものだった。
 平清水観音 松尾山観音堂 高松観音 唐松観音 
 
お堂の外も中も最上ならではの趣があった。お堂の外にびっしりと張り付けられた納め札はまるで羽毛のようにも見え、独特の景観となっている。お堂の中は奉納額が多く、何代にもわたった村人の信仰の篤さを感じた。中でも、未婚のまま夭折した子を想い、親たちが奉納するあの世での結婚式を描いた”むさかり絵馬”は深く心に残った。”むさかり”とは山形の方言で結婚式のこと。
納め札 五十澤観音  納め札 堂内 黒鳥観音 むかさり絵馬 黒鳥観音 巡拝奉納額 明治12年 岡観音

他に印象に残った景観は、お堂では塩の沢観音。杉木立の中にびっしりと苔むした参道と石段が続く。柔らかく神秘的な歩み心地だった。尾花沢の銀山温泉も夕景を楽しんだ。また尾花沢からは初冠雪をしたばかりの月山や鳥海山も眺めることができた。おまけは結願の三十三番近くの鮭川村のトトロの木。アニメのトトロに似ていることことから人気がある樹齢千年の大杉。   (2013年10月15〜19日)
塩の沢観音 銀山温泉  月山 尾花沢より トトロの木(小杉の大杉) 

 【山寺・立石寺 御開帳】
最上三十三所の途中で、10月20日に50年に一度のご本尊御開帳が山寺であることを知った。20日の午前中は予備として空けてあったので、さっそく雨の中を山寺に向かった。門前に連なる列の後尾について並ぶこと30分で、めでたく根本中堂御本尊の薬師如来を拝むことができた。慈覚大師円仁作と伝わる一木造りの立派な薬師様でした。せっかくなので小雨の中を奥の院・五大堂へも登って参拝をした。  (2013年10月20日)
1時間ほどかかりますといわれたが 30分ほどで拝することができた 山寺といえば芭蕉 経堂 奥の院から五大堂へ

 【夕陽 越前・琵琶湖】
9月10日に気散じに越前海岸の夕陽を撮りに行った。単調な夕陽となってがっかりしながらの帰路、岩陰に皓々と冴える三日月に出会いパチリ(1枚目)。少し気分をなおして120qを走って帰った。16日に台風18号が来襲、さっそく台風一過の夕陽を北琵琶湖に撮りに行った。夕焼けは期待できそうでなく、「みずどり公園」辺りで光芒を狙った。2枚目の写真は驚くべき写真で、デジカメとレンズ(Nikonナノクリスタル)の進歩のなせる業だと感心してしまった。太陽が雲の上にほとんど出ているが、ゴーストもなく湖面もつぶれていない。一昔前なら少なくとも私には撮れない写真だ。地元の人とカメラ談義を楽しんだあと気分よく帰ると、台風災害による名神不通の影響で、北陸自動車道が大渋滞となっており、長浜〜米原8qが2時間もかかってしまった。   (2013年9月18日)
越前海岸 三日月 琵琶湖光芒 すごい! 左は竹生島 右はつづら尾崎

 【三河三十三ヶ所】     詳しくはこちら(フォトムービー
母の四十九日を迎える前に追善供養の札所巡りを考えた。日帰り可能で、浄土宗の多いところを探すと三河三十三ヶ所があった。浄土宗にこだわるのは阿弥陀如来に母の浄土往生を乞うため。岡崎市から始まるこの札所は、徳川家が浄土宗に帰依していたことから、浄土宗が18寺と多い。堂々の山門が聳えたつ大樹寺は徳川氏浄土宗信仰の発祥の寺で、城郭を思わせる造りの随念寺は家康創建の寺といった具合だ。
訪れたところでは、南方の海のような三河湾国定公園を一望できる三ヶ根山が強く印象に残った。
 岡崎公園 岡崎城 徳川氏菩提寺 大樹寺  家康創建 随念寺 三ヶ根山より三河湾国定公園 
 
三ヶ根観音の境内に南方で戦没した人々の夥しい慰霊碑があったからだ。海や空や密林に果てた若き仲間達への慟哭と、その慰霊碑建立に心血を注いだ老いた戦友達の気魄が伝わってくる。
三ヶ根山を下ると幡豆の海の砂浜に妙善寺がある。本堂の阿弥陀様の眼には、山門越しに海が映る。同じ目線で遠目に穏やかな海を眺めると、一瞬至福の時を感じた。さらに西に進んで行くと、吉良ワイキキビーチという所に出た。ちょうどフラチームの発表会が開催中だった。   (2013年9月1日)
三ヶ根観音 比島観音  南方第十二陸軍病院慰霊碑 妙善寺本堂より 吉良ワイキキビーチにて 

 【美濃瑞浪三十三ヶ所】     詳しくはこちら(フォトムービー
恵那に続いて岐阜県の東濃の瑞浪を回ることにした。6月の初めに歩きで2回まわったところで、膝痛が再発して中断。中山道の琵琶峠から4.5qの長い下りを、急いで歩いたのが祟ったようだ。中断の間、6月下旬から母の病状が重篤になって行った。
八番 櫻堂薬師 竜吟峡にて 観音様 竜吟の滝 落差16m 中山道 琵琶峠の石畳
 
7月15日についに母が逝ってしまった。長い間 母の病気平癒を第一に祈ってきた観音札所巡りも今回からは追善供養となり、8月3日と9日に前回残した瑞浪の札所を回った。この2回は膝痛と猛暑のため車で行った。どのお寺でも冷たいお茶やジュースを出して下さり、ありがたく頂戴した。こころなしか盛夏の青い空が心に沁みた。 (2013年8月10日)
8月3日再開の日 三十三番 開元院にて 三十二番 増福寺 高松観音堂

 【月を追う 眠る海その2】 
26日は越前海岸で撮ろうと思った。海側から陸側を撮ることになるので撮影ポイントを探した。地図で目星を付けたポイントは何れも人家があってあきらめ、雄島付近から東尋坊に連なる岸壁に上がる月を狙うことにした。 20時30分頃に岸壁の松林のシルエットを浮かび上がらせながら月が出るはずであったが、またしても失敗。このとき月は北よりの山影にあった。  (2013年5月26日)
ここから月が出ると思ったが、、、 雄島防潮堤 越前松島夕景 眠る東尋坊

 【月を追う 眠る海】 
25日は満月で、海で撮ろうと思った。調べると富山県氷見市の月の出は19時7分で、雨晴海岸から見ると女島のはるか後方の立山の銀嶺を照らしながら上がってくることになる。時間的には山の稜線も女島もまだくっきり見えるはずだった。海岸に出ると地元高岡の方が先に三脚を立てておられた。話をすると同じ狙いだった。心配事も同じでもやと雲で、立山連峰の稜線は18時30分には消え、月は19時31分にようやく雲間から朧に出た。  (2013年5月25日)
氷見海岸 陽は能登半島側に沈む もやで立山が消えた ようやく月が 眠る海

 【月を追う 眠る山】 
平湯大滝に月を入れて撮りたいと思った。24日は月齢14.1、月の出17時48分で、19時30分〜20時の間に高度が15〜20度になり、滝の谷間に月が現われるはずと決めつけ月を待った。月が現われないまま、宿の夕食のタイムリミットに間に合うよう20時5分撤退。駐車場の近くまで戻って振り返ると、皓々と月が上っていた。思っていたより北よりから月が出たのだ。(実際には撮影ポイントからの滝の方位の想定が誤っていた。)いつかもう一度トライしよう。夜の谷は寒く、風邪をひいてしまった。  (2013年5月24日)
 平湯大滝 日暮れ前 月が来ない  眠る山

 【ツバメ】 
5月になって更新をさぼっていたので溜まっていた分をUPします。先ずツバメ。母の入院している病院の建物にツバメが巣を作っている。ヒナがいて写真が撮れる巣をようやく』見つけて、病床の母は二の次で撮影。
小さな巣に大きくなったヒナが6羽もいる。親鳥の影を察知すると一斉に大きく口を開ける。親鳥は大きく開いたヒナの口の中まで餌を運ぶのだ。親子の情愛を見るようだが、大きな口を開けないヒナは淘汰されてしまうという。最後に運んだ餌は大きな蜂のようで、ヒナは口に入れることができなかった。  (2013年5月21日)
親鳥の飛影に反応 口をあけないと餌はもらえない 口の中へ餌を 大きすぎた蜂?

 【亀尾島川】 
関の友人K君と郡上の山深い渓谷に行った。目指すのは亀尾島川の幻の滝。谷沿いの林道を車で行くが路肩が崩落していたので3qほど歩く。それらしき滝が見えるが、急な岩場やもろい土で、谷底までの30mを下りるルートが見つからない。あきらめて帰ろうと150mほど戻った地点で、二人で林道の下を見る。ここならなんとか下りられそうだと、下りてみた。枯葉が積み重なった土は、足を乗せた先から崩れ落ちていく。瓦礫のように積み重なった岩の破片も、足を掛けると滑り落ちる。K君はここで急な斜面を滑り落ち、岩に側頭部を打ちつけた。私は無事に下りたが、帰りにザックを背負った拍子に尻餅をつき、背後の岩に後頭部を打ちつけた。K君は翌日、耳を二針縫った。二人とも大いに反省する日となった。  (2013年5月17日のこと)

 【知恩院】 
京都の知恩院に5月初めに行った。浄土宗の総本山を一度見たかったことと、この時期に国宝の三門の上の法堂が公開されていることを知ったので。三門にもこの時期以外には登ることができない。その三門は東大寺南大門より大きく、階段から見上げると息を呑むような荘厳さがある。門の上層内部はお釈迦様や十六羅漢が安置され、龍や天女の天井画は400年前の色彩を保っていて見飽きなかった。二つの像も面白く見た。法然上人とその幼年(勢至丸)の像で、表情の違いに厳しい求道の50年を感じた。 (2013年5月1日のこと)
日本一大きい三門 三門からの眺め 法然上人像 勢至丸像

 【仁科三十三番札所】     詳しくはこちら(フォトムービー
長野県の大町市一帯に広がる宝暦年間に開設された札所。まだ雪を頂く北アルプスと桜を楽しみながら回りたいと訪れた。三十三ヶ所の内、現存する二十六ヶ所のお寺とお堂と滝を巡る。 滝、、、21番は滝ノ入観音といって清音の滝の落ち口の岩に線刻された観音様。  (2013年4月下旬)

 【恵那三十三所】    詳しくはこちら(フォトムービー)
江戸時代から続く岐阜県の観音札所を美濃・益田・西美濃と回って残ったのが恵那三十三所。花祭りの4月8日から回り始めた。桜も見頃であったが、4月12日からはご本尊の一斉御開帳も始まった。このため観音旗も賑々しい札所の景観を堪能しながら回っている。初めて訪れる東濃の地、樹齢500年の新田の桜や日本三大山城に数えられる岩村城址にも足を運んだ。家から第一目的地まで片道3時間以上かかるが、鉄道とバスと歩きの日帰行で回ることにした。  (2013年4月20日)
花祭り 観音旗の中を行く明智線 新田の桜 樹高25m 岩村城下町
岩村城址 明智町 安住寺遠望 山岡町 林昌寺山門 阿木町 萬嶽寺

 【今年の桜】 
3月に西美濃三十三所を回っていて桜が気になっていた養老の大菩提寺と養老駅に行った。大菩提寺では住職が庭で作務をされておられた。「いい写真を撮って下さいと」と本堂前の車の移動やゴミ入れを除けたりとご協力をいただいた。揚句は庫裡に上がり込んで宗玄老子にお茶とお菓子を勧められ、先客でおられた町内会長さんの迷惑を顧みず1時間も話込んでしまった。帰りには老師から、「不識」という言葉と「禅林句集」という本を頂戴した。
そして養老駅へ。大正時代の駅舎と夜の桜を撮りに行ったのだが、ぼんぼりに灯が付かなかったのが誤算。尋ねると売店のおばあさんの担当なのだが、病気のようで数日前から店を閉めているとのことで致し方がない。帰ろうとしたときに電車が入ってきた、名古屋工場への通勤時代を思い出した。
翌日は家の近くの境川の堤防へ。散りはじめの桜となった。  (2013年4月4・5日)
大菩提寺 養老駅 養老駅にて 境川堤防の桜

 【ヒヨドリ】 
家の庭のボケの木に綺麗に花が咲いた。すっかり春だなあ〜と眺めていると、鳥の影が動く。三脚を立て望遠レンズで狙うと飛び立っていった。三日後に二羽が再び訪れてくれた。枝に止まって、キョロキョロとあたりを見回しながら、色んなポーズで花の蜜を吸う。つがいのようだが雌雄が分からない。10分ほど遊んでいってくれた。  (2013年4月1日)

 【片知渓谷】 
かねてからの約束で関の旧友のK君と写真を撮りに出かけた。 場所はK君お奨めの穴場”片知渓谷”で、美濃市の中心から北に十数キロを山間に入った所。渓流長靴があった方がいいということで、K君の見立てで釣具ショップで買求め出発。谷底の大きな石や岩の間を清流が時には滝となって流れ下るいい所だ。さっそく足の付け根まである渓流長靴を履いて川に入った。この初めての体験は新鮮で面白かった。  (2013年3月15日)

 【吉崎御坊】 
15世紀に蓮如上人が布教活動の拠点にした吉崎御坊跡(福井県あわら市)に行った。目当ては吉崎山の御坊跡地に建つ高村光雲の蓮如像。吉崎山への上り口に東別院と西別院があり、その両院のあいだの小路の先は吉崎御坊願慶寺で、御坊の継承寺と言われる。山にあがると蓮如像が見える。大きな像で、遠目に見た方がいいようだ。御坊跡地の眼下に広がるのは北潟湖で、写真右手は石川県加賀市になる。
東別院、願慶寺、西別院 東別院 親鸞像 高村光雲作 北潟湖

 【東尋坊】 
やはり絵になるのは東尋坊でシャッターを切っていて楽しい。故障中の膝が踏ん張りがきかないようで心もとなく、安全地帯で撮る。岩場で頑張って撮っている人もいたが、こちらのファインダーに入ってしまう。

 【永平寺】
昼間に見た永平寺はどの建物も雪囲いで覆われ、観光ポスターのような雪の景観は得られなかった。この夜はライトアップの期間中であったので夜にも出向いた。

 【越前海岸】
敦賀から越前海岸に沿って北上。越前岬を過ぎたころから雪も次第に小やみになり、ところどころでカメラを取り出した。他にいい眺めもあったが国道305号は狭く車を止めるところもなく通過した。安易な撮影姿勢を反省する。

 【若狭の古刹】
古の若狭は大陸との交易の窓口であり、仏教も若狭を通じて多くが伝来したという。ために古刹も多く、今回は小浜市にある明通寺、神宮寺、羽賀寺に参詣。神宮寺はお水送りで知られるお寺で、ここから送られる水で東大寺のお水取りが執り行われる。神宮寺は3月2日のお水送りのためにすでに御祈祷の最中で、境内に立ち入ることはできなかった。境内に入って最初に見え始める本堂の眺めは大切で、羽賀寺の構えは秀逸だと思う。
明通寺境内より 明通寺 806年創建 神宮寺 714年創建 羽賀寺 716年創建

明通寺の本堂と三重塔は鎌倉時代の建造で共に国宝だ。翌朝は雪が積もっていたので、撮り直そうと朝一番でもう一度明通寺へ。

 【若狭の海】
この日の夕方の若狭湾はみぞれとあられと雪が降り混じる冷たい風が吹き荒んでいた。いいと思ったショットも雪がレンズに付いてボツになった。三方五湖から日本海に突きだした破風(はぶ)崎は猛烈な寒さだった。日本海を吹き渡ってくる冬の風は、3分程で体の芯まで冷やす。

 【越前 瀧谷寺】   詳しくはこちら(フォトムービー
福井では幾つかのお寺も回った。雪となっては瀧谷(たきだん)寺にどうしても行きたい。東尋坊に近い三国の名刹で、一年前に見た雪の佇まいが忘れられない。本堂は江戸時代中期の建造。観音堂は室町時代の建造。
鐘楼門 本堂 観音堂 本堂から観音堂へ

観音堂は雪が降っても開け放たれていて清浄感が心地よい。観音堂から眺める雪の石庭は格別で、静かな雪の絵模様が秀逸だった。本堂裏には国指定の日本名勝庭園で、畳廊下で回る。   (2013年2月下旬)
観音堂回廊 観音堂から庭 観音堂から石庭 名勝庭園

 【福井県 丸岡城】
福井に行って日本最古の天守閣をもつ丸岡城に立ち寄った。天守造営は1576年とされ犬山城よりも25年古いことになっているが、こちらは残念ながら国宝でない。望楼型天守、野面積と言われる石垣は二者共通の様式。犬山城と比べた丸山城の特色は壁が板張り、石瓦で、また唐破風などの飾りものがないことで、いわば野武士のような城だ。石垣も荒い。
別名「霞ヶ城」 野面積石垣 入口もいたって簡素 荒い削りの柱と木目が浮立つ床板

入母屋造りの二階建に三階の望楼を乗せたような造りで、通し柱もない。また階段も構造上かなり無理をして取り付けたようで、急で壁にぶち当たるような感じだ。しかし、そういった粗野な感じが古い丸岡城の味なのだろう。   (2013年2月下旬)
通し柱はない 勢いよく降りると壁にぶち当たる 天守回り外廊、小さい 狭間と石瓦

 【愛知県護国神社】
名古屋城を出て栄方面に歩き始めると砲弾らしきものが目にとまった。神社に入って見ると境内の一角に戦没者の慰霊碑が並んでいた。砲弾は戦艦大和の主砲弾で戦艦大和記念碑となっている。他に海軍飛行予備学生慰霊碑、陸軍少年飛行兵慰霊碑等、戊辰戦争以来の多くの慰霊碑がある。護国神社近くに原隊があって、ガダルカナルやニューギニアなどで奮戦した山砲兵第三十八連隊の「やまぶきの碑」を見ていると、花束を持った青年が現れた。幾つかの碑に花を捧げ、丁寧にお参りしている。声を掛けると、青年は「一年前に大和生き残りの老人からここを教わり、こうやってお参りすることで自分は立ち直ることができた。自分もそうだったが、こういったところを誰も顧みないのが寂しい」と話し出した。「その通りだね、お茶でも飲みませんか」と喫茶店に入った。
大和主砲弾 東海地区戦艦大和会の建立 海軍飛行予備学生慰霊碑にて やまぶきの碑

 【名古屋城】
会社の先輩のMさんが「羽衣」のシテを演じられるので名古屋能楽堂に行った。能は初めてで理解できなかったが、能に打ち込むMさんの姿勢に感服した。ついでに名古屋城を見学。小学生の頃の見学した覚えがある、空襲で焼けて昭和34年の天守再建だから、再建間もないころに来たことになる。
能楽堂と名古屋城 像は清正 広場にて 金鯱の鱗は何度か盗まれている 流石の石垣

名古屋城は家康が20の西国大名に普請をさせただけあってとても立派。東南櫓など3つの櫓(重文)が残るが今回はパス。黄金井戸が展示されている、水の濁りを無くすため清正が井戸の底に黄金を沈めたという。現在名古屋城では本丸御殿の復元工事中。    (2013年2月17日のこと)
不明門 鉄扉 金鯱が光る 黄金井戸 この階段を上り下りした

 【郡上八幡城と吉田川】
1月に駒ヶ滝に行った時に、東海北陸自動車道からチラッと見えた郡上八幡城が目に焼き付いた。で、郡上八幡に行った。まず下調べをしておいた撮影ポイントを回るが、遠すぎたり、山の木で見えなかったりと思いどおりにならなかった。ポイントを求めて徘徊していると、吉田川の清流に出た。日没近くで頃もよしと川辺に下りると、ネコヤナギ。何やら赤いものがついている。これはつぼみを覆っていた木の芽の皮で、初めて目にした。
郡上八幡城 郡上インター近く、遠い 燃えるような夕陽となった 猫柳

吉田川は郡上八幡を流れる長良川の支流で水がきれいなことで知られる。川面には水の青、波の白、川底の石の赤が現れる。スローシャッターで撮り続けて、最後は夕陽が照り映えたショットでおしまい。波の白飛びや川面の明暗を液晶モニターでチェックしながら、シャッタースピードを変えたり露出補正をしながら撮るが、どう撮れたかは家のPCで見るまで正直なところ分からない。    (2013年2月11日)

 【養老山脈 夕陽】 
冬の時期、岐阜から見ると陽は養老山脈に沈む。10日程前の落日が光芒を伴いとても美しかったので、家から車で30分の揖斐川河畔に行く。4回目にようやく求めたイメージに近い落暉となった。思うような雲が出ず、伊吹山をとって帰ったことも。一番目の写真がそれで、SD1 Merrillで撮影。Foveonならではの私の好きな色合い。   (2013年2月10日)
伊吹山 SD1 Merrill 養老山脈  手前は揖斐川 ようやく光芒が 日没後の変化

 【瑞応寺 節分】 
我が家の菩提寺は岐阜県笠松町にある臨済宗妙心寺派の瑞応寺。赤い鐘楼門があって、「赤門さん」と親しみをこめて呼ばれている。門の両側には四国八十八ケ所の石仏が並び、門を入って左には西国三十三ヶ所の石仏を祀る観音堂がある。
2月3日に大般若祈祷星祭が行われ、お参りをした。大般若経は全600巻もあり普通に誦経すると1巻1時間としても一月近くかかるので、「転読」という形式がとられる。12人のの僧が一人50巻を受け持ち、一巻づつ経題等を唱えながら上下・左右にザザザーと。20数分で終わり、豆まきとなった。  (2013年2月3日)
朱塗りの鐘楼門 西国の石仏を祀る観音堂 本堂 大般若転読

 【益田三十三ヶ所 満願】  詳しくはこちら(旅行記)
昨年末と1月下旬の2回に分けて益田三十三ヶ所を回った。岐阜県下呂市の金山から小坂にかけて広がる江戸時代末期に開設された観音札所だ。33の内、26のお堂は里の人々が守る観音堂だ。山里のお堂を尋ね歩く旅となったが、他にはない素朴さに惹かれた。小さいながらも白旗をなびかせ村人を見守るように高台に立つ観音堂の姿にも味わいを感じた。そして出会った里の人達から受けた親切も宝となった。   (2013年1月27日)
金山 弘誓堂 小坂 長瀬の里 萩原 大雲堂 夏焼 自在堂

 【郡上 駒ヶ滝】 
ここ数日の寒さで家にこもりがちであったが、15日に友人と春日村に行ってから動き出したくなった。まず冬の滝を撮ろうと、家から東海北陸自動車道を北上して1時間半、郡上市高鷲町に行った。ここには国道156号線沿いに駒ヶ滝と夫婦滝の2つの滝が並んでいる。少し谷に入る夫婦滝は余りに雪が深く断念、国道端の駒ヶ滝に専念。小さな滝だが氷結し氷柱やつららが綺麗だ。夕暮れ前に撮る。帰路、近くの道路での気温表示は−8℃であった。  (2013年1月17日)

 【春日村 表川】 
岐阜県の伊吹山の麓深くに春日村があり、表川という渓流がある。高校時代からの親友K君とと雪がちらつく中、今年初めての撮影行に。K君推奨の場所に向かったが、道が雪で閉鎖され上流には行けず、下りやすい沢を選んで撮った。川辺や川中の石にも積雪があって思ったポジションがとれず、もっぱら凍てるように澄んだ流れを狙った。イヤー寒かった。   (2013年1月15日)
春日 美束地区 表川 やや上流


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