飛騨三十三ケ所観音霊場巡り

飛騨の観音札所は高山の街を拠点にJR高山線沿いに富山県境まで北上し、そして神岡を経て長野県境に近い奥飛騨温泉郷を通り、再び高山に戻る観音の道だ。時計回りに飛騨を一周することになる。
平成になってから開設された新しい札所だが、”飛騨”という響きに惹かれる。札所パンフレットには「円空上人が歩いた道」と謳われる。山国の観音の道を尋ねて何に出会うのか?今回もJRとバスと歩きで巡った。
第一回 高山市街
  第1・18・2〜8番
  (平成24年2月19・21日)
 
第二回 飛騨国府から神岡へ
  第11〜15・17・19〜21番
  (平成24年4月12・13日)
 
第三回 神岡から高山へ
  第16・22〜33・10・9番
  (平成24年4月15〜18日)

飛騨ではお寺の方や往きあったお年寄りが「ご苦労さです」とあたたかく声をかけて下さる。自分と家族のことしか祈っていない私は、「ご苦労様」に値せず気後れを感じる。また飛騨は奥深く、高山市街地にある町の寺と北の山間にある寺とでは当然のことながら全く趣が異なる。深い山里の寺におわす安産と赤子の発育を守る子安観音に出会うと、素朴で尊く切ないまでの古の村人の祈りを感じる。そして山間では実質無住となった寺が幾つかあった。事情があってのことで致し方がないが、留守のお寺に代わって札所を守っていて下さる人もみえた。十五番洞泉寺では頭が下がるのみであった。

飛騨三十三ケ所 地図

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